
ハリウッドのカップルが養子縁組をすることは良く知られているが、フランスも例外ではない。ある個性派女優がアフリカから男の子の養子縁組が成される事が判った。
演技派としても有名で、しかも今は妹のカーラ・ブルーニがニコラ・サルコジ大統領へ嫁いだため“フランス大統領の小姑”と揶揄されることもあるヴァレリア・ブルーニ・テデスキ。『おせっかいな天使』からはじまり、自身の半生を自ら監督した『ラクダと針の穴』、弊社配給の『ありふれた愛のおはなし』等で日本でもおなじみの彼女は、現在は19歳年下の現ルイ・ガレル(フィリップ・ガレル監督の息子で『ドリマーズ』、『恋人たちの失われた革命』が日本でも公開された俳優)と同棲している。今回彼女は、このルイと2人で理想的な家族を作る為に養子縁組を申請し、このほどその夢が実現することになった。
このニュースはカーラはもちろん、2人の母親が人目をはばからず喜んでいる。というのも、2006年にヴァレリアとカーラの兄弟でもあるヴィルジーニオを病死で失っているからだ。この悲しみからブルーニ家は完全に立ち直っていない。父親も既に亡くなっている女系家族のテデスキ家にとって、ヴァレリアの決断は願ってもいない幸せのヴィジョンなのだ。
2009年中にはヴァレリアとルイの元に授かるであろう新しい家族。フランスのメディアでは、温かいニュースとして概ね好意的に見守っている。しかし一方で「カーラとサルコジの間の子供はいつ?」と皮肉っぽい記事を書く者も出て来ているというから、国民の支持率が低下する一方のサルコジは、ヴァレリアの力を持ってしても人気回復の原動力にはなりそうにもない。